蕁麻疹まとめ情報ブログ

あらゆる蕁麻疹疾患の治療法や原因などをまとめました。管理人の経験談も大公開。

温熱蕁麻疹と冷え症の関係とは?

温熱蕁麻疹って暖房器具などから発せられる熱とかが原因とばかり思われがちですが、実は冷え症が原因で、体質レベルで温熱蕁麻疹になりやすい環境を作り出してしまっている可能性があります。

 

 

寒冷じんましんの話でも少し触れましたが、冷え症は蕁麻疹関連の中で、様々な疾患に関係性がある症状だと言われていて、実際に冷え性を改善したら蕁麻疹が出なくなったという話もあったりします。

 

 

まず、冷え症になるということは、体の血行が悪いことが挙げられますよね?

 

 

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そこで必要な栄養などが行き渡りにくくなり、冷えやすい体質になって蕁麻疹を起こしやすい物理的な刺激にも、今までそんなに刺激に感じなかったことが、体が急に過敏に反応するようになり、蕁麻疹として認識されてしまうのです。

 

 

冷え症になると体の免疫力がどんどん低下していきますから、当然今までなんともなかった物理的な刺激にも、過敏に反応するようになります。

 

 

それが温熱によるものだったり、寒冷刺激によるものだったりと個人差によって分かれているだけなのです。

 

 

冷え症になると自律神経が乱れるのですが、この自律神経の乱れによって、世の中の病気の8割以上は発症するリスクを持っているとされています。

 

 

つまり、冷え性を克服して自律神経を整えることができれば、自然と温熱蕁麻疹になってしまう体質を改善して、症状を解消させることができるというわけです。

 

 

では、温熱じんましんの原因となる冷え症はどうやって防ぐべきなのでしょうか?

 

 

温熱蕁麻疹の原因『冷え症』の対策!

 

 

温熱蕁麻疹の原因となる冷え性を対策して、治療を行う上では、以下の方法が有効です。

 

 

  • 夏場の冷房使用を控える。
  • 冷たい飲み物は避ける。
  • 体を冷やす食べ物は避ける。

 

 

この3つでも抑えておけば、かなり改善されるはずです。特に夏場の冷房の使用は要注意!本来であれば夏場は、人間の機能上、汗をかいて体温を維持しながら過ごすのが基本です。

 

 

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そんな時期に冷房を使って体温調節を行わなくても涼しさを保てる環境を作ってしまったら、どんどん体の体温調節機能が衰えていってしまいます。

 

 

そうなると、どんどん冷えやすい体質になり、基礎体温がどんどん低下していきます。

 

 

最近の子供の体温が年々低下しているというのもここから来ていて、暑い夏場でも冷房が効いたところが多くなり、体温を調節する必要がなくなっていますから、どんどん機能が衰えて、免疫力も低下していきます。

 

 

これがのちのちに、冬場などの冷え症につながるのですが、悪化すると夏場でも冷えを感じるようになります。

 

 

技術が発達して冷房が効いたところも増えて、冷たい飲み物でも美味しいものが増えてきました。こういった環境が、どんどん僕たちの体を蝕んできているのです。

 

 

最近では『冷房病』なんていう言葉が出てきていますが、本当に普段から何気なくつかっている冷房器具が、自分たちの体に悪影響を及ぼし、温熱じんましんの原因である冷え症につながっているのです。

 

 

夏場の冷房使用はなるべく控えて、飲み物もキンキンに冷えたものを飲むのではなく、常温か少し温かいくらいのものを飲むくらいがいいでしょう。

 

 

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意外かもしれませんが、冷たい飲み物を飲むと、一気に体が冷え込みます。

 

 

お風呂などの時を考えて欲しいのですが、大体冷たいと感じる温度って、温泉にある水風呂でも20度前後ですよね?

 

 

それでも冷たくて、長くは浸かっていられないはずです。

 

 

でも、キンキンに冷やされた飲み物って4°とかそんな世界です。どれだけ冷たい飲み物が体を冷やすのか理解していただけるでしょう。

 

 

以上を参考に、温熱蕁麻疹治療のためにも冷え症対策は怠らないようにしてください。